CrystalDiskInfo は一部の USB/IEEE 1394 接続の外付けハードディスクにも対応した HDD/SSD 健康チェックツール。
ハードディスクに内蔵された自己診断機能 S.M.A.R.T. を利用することで、ハードディスクの型番や容量はもとより、ファームウェア、シリアルナンバー、バッファサイズ、電源投入回数、使用時間、温度、エラー履歴などの情報を一覧で確認することができます。
ひと目見ただけでハードディスクの健康状態を把握できるように、 「正常=青」、「注意=黄」、「異常=赤」 の3段階で評価し、現在の温度は健康状態のすぐ下に表示します。
また、 CrystalDiskInfo は常駐機能も装備しており、ハードディスクの温度をタスクトレイ上のアイコンで表示するほか、健康状態に問題が発生したときはポップアップで警告を出してくれます。
S.M.A.R.T. 情報は折れ線グラフで表示することもできるので過去から現在までのハードディスクの変化を分析するのに役立ちます。
- 制作者 : Crystal Dew World
- 言語 : 日本語
- 対応OS : 2000/XP/Vista
- ライセンス : フリーソフト
- パラレル ATA (PATA)/シリアル ATA (SATA) 接続の内蔵ディスク (HDD/SSD) だけでなく、eSATA 接続の外付けディスクおよび一部の USB/IEEE 1394 接続のディスクに対応
- AAM/APM 設定変更機能
- ディスクの健康状態や温度の監視機能 (イベント ログ対応)
- ディスクの異常時にポップアップで警告
- S.M.A.R.T. 情報のグラフ機能
- ドライブレターの表示に対応
- シリアルナンバーをマスクする (“*” に置き換え) 機能
- 最大 32 台のハードディスクに対応
- MTRON 社製 SSD の健康状態確認機能
- ハイブリッド HDD に対応 (NV キャッシュサイズの取得に対応)
- HTML と CSS によるテーマ変更機能
- IDE/ATA/SCSI コントローラ とディスクの接続情報 、ディスクの基本情報 、S.M.A.R.T. 情報 などをテキストにコピー
- ダウンロード
- サイトよりデスクトップ等、適当な場所へダウンロード。
- インストール
- インストーラの指示に従いインストール。
デフォルトでは 「C:¥Program Files」 にインストールされます。 - アンインストール
- コントロールパネルのプログラムの追加と削除よりアンインストール。
※スタートアップ機能 を有効にしている場合は解除した上でアンインストーラを実行。

CrystalDiskInfo は窓の杜の 「2008年 窓の杜大賞」 で見事大賞を受賞したソフトで、機会あれば使ってみたいソフトの一つでした。
アンチウィルスやファイアウォールといったセキュリティソフトは強者(TSUWAMONO)以外、ほとんどの人が導入していると思いますが、ハードディスクの健康状態をチェックしてくれるソフトはセキュリティソフトに比べると、まだまだ少ないのではないでしょうか。
実は昨年から今年にかけて、外付けが2台、内蔵ハードディスク1台が故障しました。
内蔵ハードディスクは同系ソフトの 「SmartHDD Pro(シェアウェア)」 を入れていたので、データや設定を移動したのち新品のハードディスクと入れ替えることが出来たのですが、所有していた外付けハードディスクは故障を予測することが出来なかったので事前にデータ移動出来ませでしたん。(後日、強引に復旧させた。)
ハードディスクが故障する前には異音がすることもありますが、なんの前触れもなく逝ってしまうケースもあります。 仕事の大事なファイル、家族や友人の画像や動画、ココツコツ貯めたお宝写真や動画、こういったものがある日突然なくなってしまう・・・。
そう考えると CrystalDiskInfo のようなハードディスクの健康状態を表示してくれるソフトは、セキュリティソフトと同じくらい重要でしょう。
CrystalDiskInfo の外付けハードディスクへの対応はマニュアルの 「対応外付けディスク 」 に詳しく記載されています。
※ 「SmartHDD Pro」 も一部の外付けハードディスクに対応。