WinDV は miniDV に記録された動画データをコマ落ちなくパソコンに取り込むソフト。
DV デバイスのファイルを AVI Type-1, AVI Type-2 の形式でキャプチャでき、またレコーディングも可能。 大規模なバッファを使用することで、コマ落ちのない動画ファイルを作成します。
また、キャプチャ前の設定で 1本のテープに収録されている撮影日時の違う動画を、自動で複数ファイルに分割して保存することができます。 例えば同一のテープで 1/1日にお正月の様子を撮影して、3/3日にひなまつりを撮影した場合などで、動画ファイルを日付で分けて保存したいときに便利。
英語表記のソフトですが、インストール不要で使え操作も難しくありません。
- 制作者 : Petr Mourek
- 言語 : 英語
- 対応OS : 98/Me/2000/XP/7
- ライセンス : フリーソフト
- miniDV の動画ファイルを AVI Type-1, AVI Type-2 形式でキャプチャ
- 大規模バッファを使用しコマ落ちのない動画ファイルを作成
- タイムスタンプから撮影日時の違う動画を複数のファイルに分けてキャプチャ・保存
- miniDV へ書き出し(ライティング)が可能
- DV 再生機器と PC を IEEE1394 ケーブルでつなぐと再生機器と WinDV が連動
- PC 上にプレビュー画面を表示
- 操作が簡単
- インストール不要、レジストリ未使用
- ダウンロード
- サイトよりデスクトップ等、適当な場所へダウンロード。
- インストール
- 解凍して出来たフォルダを任意の場所に設置。
- アンインストール
- アンインストールはフォルダごと削除でOK。
※今回は miniDV の動画を日付ごとに分けて取り込み、 PS3 Media Server 経由でリビングの TV で視聴できるようにする。 必要なものは DV カメラ(DV デッキ)、IEEE1394 ケーブル、IEEE 1394インターフェイスのある PC および PS3 。
DV 再生機器とパソコンを IEEE1394 ケーブル で接続し miniDV テープを再生機器に挿入。
- 「Video source」 を指定。
- 「Capt. file」 で保存先とファイル名を指定。
- DV 再生機器と WinDV を連動させるため [Config…] と [Capture] 間のチェックボックスにチェックを入れる。
- [Config…] ボタンをクリック。
ここの設定は以下のように行った。
- 出力する動画ファイルは type-2 AVI にチェック。
- discontinuity threshold(sec.) は 24時間にしたいので 86400 と記入。
- Max AVI size(frames) は最大値 1000000 と入力。
- Every N-th frame はデフォルト 1 のまま。
- Date/Time はデフォルトのまま。
- numering digits はデフォルト 2 のまま。
「WinDV Config」 の設定ができたら [OK] をクリック。
※キャプチャ中、プレビュー画面で映像の表示はされるが、音声は聞こえず。
テープが終わるとキャプチャ終了。 今回はテープ途中で映像が終わったため [Cancel] をクリックして終了。
※PS3 Media Server 経由での再生はもちろん OK 。
先日 Area61 DVビデオキャプチャ で 50本近い miniDV を丸ごと PC に取り込みました。 1本丸ごと取り込むのが目的だったのでコレはコレで OK ですが、今後加工・編集を行うことを考えると、日付ごとのファイルもあったほうが良いのでこの WinDV を導入。
記載されている動作環境は Windows XP まででしたが、 Windows 7 64bit でも問題なく扱えました。 試してませんが Vista でも OK じゃないかと….。
DV キャプチャでコマ落ちが発生して困っている方や、キャプチャした動画を日付ごと、時間ごとで分けて保存したい方に WinDV はお薦めです。
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