DriverMax は現在 PC にインストールされている各種ドライバを一括で保存して再インストールするソフト。
何がしかのトラブル等で OS の再インストールを行わなければならなくなった場合、OS 再インストール後にマザーボードなどの情報が入ったドライバCDを使ったり、ディスプレイやプリンターなど各種ハードウェアのドライバを一つずつ入れていく手間の掛かる作業が発生します。
DriverMax を使い、 PC にインストールされている全てのドライバ(必要な)を一括でまとめ、OS 再インストール後にそのドライバをインポートすれば、この手間の掛かる作業から開放されます。
エクスポート、インポートの作業は大変簡単。 また、インストールされているドライバのバージョンチェック及びダウンロードも可能。
※DriverMax を30日以上継続利用する場合、無料のユーザー登録が必要。
- 制作者 : Innovative Solutions.
- 言語 : 英語
- 対応OS : XP/Vista
- ライセンス : フリーソフト
- 現在 PC にインストールされている各種ドライバを一括で保存
- 保存したドライバを OS 再インストール後、一括インストール
- ドライバの一覧を HTML 、Text 出力
- ドライバの一覧をカテゴリー(Display,System,Netなど)別で表示
- インストールされているドライバのバージョンチェック及びダウンロード・インストール
※要ユーザー登録 - ドライバの公開年月日、バージョン、構成ファイルを表示
- ドライバのデジタル署名の有無とWindowsドライバを表示
- ダウンロード
- サイトよりデスクトップ等、適当な場所へダウンロード。
- インストール
- インストーラの指示に従いインストール。
デフォルトでは 「C:¥Program Files」 にインストールされます。 - アンインストール
- コントロールパネルのプログラムの追加と削除よりアンインストール。
ここではドライバの一括保存とOS再インストール後のドライバのインポートを説明。
少し待つとドライバの一覧が表示されます。
- [Select all] をクリックすると全てのドライバにチェックが入る。
- プルダウンから 「システムデバイス」、「プロセッサ」、「キーボード」 などカテゴリー別で表示。
- 必要なドライバにチェックを入れたら [Next] をクリック。
ドライバの情報は公開年月日とバージョン、Windows のドライバである 「This is a default Windows driver」 、ディジタル署名された 「This driver is digitally signed」 、ディジタル署名されてない 「This driver is not digitally signed」 が表示されます。
※今回は OS のクリーンインストールを行ったため、OS インストール時に自動でインストールされる Windows ドライバ 「This is a default Windows driver」 はインポート/エクスポートしていない。
以上で現在の PC にある各種ドライバのエクスポートは完了。
続いてOS再インストール後のドライバのインポート。
OS を再インストールしたら、 DriverMax もインストールし起動。
(エクスポートで行った作業とほぼ同じ。)
- [Driver operations] を選択。
- [Import drivers] をクリック。
- Import Drivers Wizard が表示されたら [Next] をクリック。
- ドライバをインポートするフォルダを選択。
- [Next] をクリック。
以上で各種ドライバのインポートは完了。
ドライバのバージョンチェックやダウンロードを行う場合はユーザー登録が必要。
手順は以下。
- [Claim your FREE registration code] をクリック。
- 「Welcome!」 画面で[Next] をクリック。
- 「Create an account」 で 「I would like to create a new account」 チェック ⇒ [Next] をクリック。
しばらくすると入力したメールアドレスに 「registration code」 を書いたメールが届く。
インストールされているドライバのバージョンが最新ならば、 「Your ver」 に緑のマーク、古いドライバなら赤のマークが表示される。 最新バージョンは右端のフロッピーマークをクリックしてダウンロード。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行すると 「DriverMax Agent」 が立ち上がる。
OS を再インストールすると、自分の使いやすいよう Windows をカスタマイズしたり、各ソフトのインストールのやり直し、ブラウザの 「お気に入り」 、メールデータのインポート、ハードウェアのセッティングなどなど、今まで使っていた状態まで戻すのにかなりの労力と時間を要します。
DriverMax はドライバに関する情報を簡単にインポート/エクスポートできる優れもので、 OS の再インストールが必要な場面ではなかなか役立ちます。
もうひとつの目玉機能であるドライバのアップデートチェックとインストール機能は、 ITpro さんに記載されているように手動で行う部分が多く、最新のドライバにするものが幾つもあるとちょっと面倒ではあります。
魅力的な機能ではありますが 「ユーザー登録」 も必要なので、ドライバのインポート/エクスポート機能だけ利用してもよいでしょう。
- 動画エンコとフリーソフト ぼくんちのTV 別館
- ドライバの再インストールを一気に行えるフリーソフト:DriverMAX
- ITpro
- インストールされているドライバをまとめて管理する「DriverMax」
へそまるさん始めまして。
たしかに DriverMax の「registration code」はどうしようかと考えますよね。
実は今書きかけの記事がドライバのアップデート確認を簡単に行うことが出来る 「RadarSync」 ってやつだったのですが、「Double Driver」も良さそうなので機会があれば使ってみます。
有益な情報ありがとうございます。
私もDriverMaxを使っていましたが,OSを入れ直すと,registration code の入力が必要なことが,面倒だと思っていました。
そこで見つけたのが,Double Driverです。
http://www.boozet.org/product.htm
Double Driverでドライバのバックアップをすると,「Double Driver Portableを作るか?」と聞いてくるので,そこで「Yes」と答えると,USBメモリで持ち運べる Double Driver Portable が入手できます。
バックアップしたドライバの名前も分かりやすいし,是非このソフトも AnswerTakerファミリーに入れてやってください。